BP賞・GGS PRIZE

Best Papers (BP) 賞とは

BP賞は、2001年開催の第73回日本遺伝学会大会(東京)から21世紀最初の大会を記念して始まり、大会における優れた講演に贈られています。優れた研究を褒賞することで意欲あふれる研究を奨励し、遺伝学会の明日を築く人々を鼓舞し、遺伝学の発展に資することを願って設けられた賞です。受賞者の発表内容はGenes & Genetic Systems (GGS)の付録誌「21世紀の遺伝学」に掲載されます。また、2010年の第82回大会(札幌)からは前年度受賞者によるプレナリーワークショップ講演が始まりました。

第88回大会BP賞受賞者 (2016年度)

演題 受賞者
1
鉄硫黄クラスター生合成系の必須成分の機能をバイパスするサプレッサー変異の遺伝学的解析 金澤 美秋
2
配偶体と胞子体が混じり合う個体群における固定確率 別所 和博
3
C9ALS/FTDモデルショウジョウバエにおけるジペプチドリピートタンパク質の毒性 上山 盛夫
4
鳥類の形態的特徴を生み出すゲノム基盤 関 亮平
5
分裂酵母Rad51依存的DNA鎖交換反応のリアルタイム解析 伊藤 健太郎
6
SWI/SNFファミリーのユビキチンリガーゼRAD5のヒトホモログHLTFの生化学的解析 増田 雄司
7
DNA複製阻害によって生じるDNA二重鎖切断修復機構の解明 佐々木 真理子
8
エンハンサーの転座による遺伝子発現調節の変化 毛利 亘輔
9
脊椎動物間で高度に保存された上流ORFから翻訳されるタンパク質のマウス個体解析 北野 翔平
10
シロイヌナズナの配列特異的抗抑制系とその速い進化 保坂 碧
11
Regulatory Differences in Natal Down Development between Altricial Zebra Finch and Precocial Chicken Chih-Kuan Chen
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GGS PRIZE とは

GGS prizeは日本遺伝学会の出版する学会誌『Genes andGenetic Systems (GGS)』に掲載された論文を対象として、優れた学術論文1~2編に与えられま す。論文はGGS編集委員・編集顧問から推薦され、それらの論文についてGGS編集 委員・編集顧問合同会議で選考を行います。2004年度の掲載論文からその対象 となり、2005年にGGS Prize 2005が贈られています。

GGS PRIZE 2016

TITLE AUTHORS published
Drosophila Ogg1 is required to suppress 8-oxo-guanine accumulation following oxidative stress
Takashi Yasukawa, Yasuyuki Nakahara, Jun Hirai, Yoshihiro H. Inoue
GGS Vol. 90 (2015) No. 1 P11-20.
Generation of artificial drooping leaf mutants by CRISPR-Cas9 technology in rice
Takuyuki Ikeda, Wakana Tanaka, Masafumi Mikami, Masaki Endo, Hiro-Yuki Hirano
GGS Vol. 90 (2015) No. 4 P231-235.




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